2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

○「一生読書」の努力実り笑顔―文化勲章受賞の白川静さん http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004102900084&genre=M1&area=K10 ▽今の仕事を完成させるには、あと4・5年かかるだとか。老いてますますさかんとは、白川さんのためにある言葉ですね。…

○谷沢永一 『本は私にすべてのことを教えてくれた』 PHP研究所(「ト」) 読了。学内派閥とか、『紙つぶて』の裏側がのぞける。内容は、『紙つぶて』より数段おちる。 (「ト」は図書館本の略。以下同じ)

○中野三敏 『本道楽』 講談社、ISBN:4062117932 ▽読了。反町茂雄・横山重・長澤規矩也氏などの大御所の名前があちらこちらに。なんだあの長澤さんの本の買いっぷりは。著者の中野さんは、古書を買う長澤さんに同行していたことがあるだけに、説得力がある。…

▽週末恒例、近所の古書店ブラブラ散歩にて数冊購入。 ○不知火京介 『マッチメイク』 講談社(210円) ○向井敏 『文章読本』 文春文庫(88円) ○村松友視 『当然、プロレスの味方です』 角川文庫(88円) ○東野利夫 『汚名―「九大生体解剖事件」の真相…

○文化勲章に歌舞伎の中村雀右衛門氏ら http://www.asahi.com/culture/update/1029/001.html ▽中国文字学の白川静(94)氏も文化勲章を受賞。白川さん、これでますます神様あつかいされるのかな?

○ミステリー大賞に西村京太郎氏 新人賞は新井政彦氏 http://www.sankei.co.jp/news/041028/bun113.htm ○映画ファンが選ぶ「今年の悪役」――ブッシュ米大統領 http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200410280024.html

気になる11月新刊―平凡社

○斎藤美奈子 『物は言いよう』 平凡社 ISBN:4582832415 C0036 NDC分類番号 367 ○田中栞 『古本屋の女房』 平凡社 ISBN:4582832423 C0095 NDC分類番号 914 ○小谷野敦 『評論家入門』 平凡社新書 ISBN:4582852475 C0295 NDC分類番号 914

○惨禍 台風23号 http://www.kobe-np.co.jp/news_now/typhoon23.html ○「この1か月、本読まず」が半数…読売世論調査 http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20041027i314.htm ○新札効果で一葉ブーム、ドラマ・出版物など続々 http://www.yomiuri.co.jp/cu…

▽講談社の「アリエス」、もう発売されたはずなんだが、売れ行きの出足などなど、ど〜なんだろうか?

▽本日の讀賣新聞朝刊に『セックスボランティア』(ISBN:4104690015)の河合香織さんの囲み記事が掲載。ここまで売れて、いろんなメディアに掲載されてくると、大宅賞候補になるのは確実か? ○高島俊男『中国の大盗賊・完全版』講談社現代新書、ISBN:40614974…

○11/7(日) リブロ@池袋コミカレ特別セミナー http://www.libro.jp/web/topics/ 杉浦康平さんトークショー 『宇宙を叩く』(工作社・税込3600円)刊行記念 日時:11月7日(日) 午後6時30分〜午後8時まで 場所:池袋西武 コミカレ8F3・4番教室 参加費:チケット代…

○田中小実昌/大庭萱朗編 『田中小実昌エッセイ・コレクション〈1〉ひと』 ちくま文庫、ISBN:4480037411 読了。

○高村薫さんの要請認める 連載小説打ち切りで日経新聞 http://www.sankei.co.jp/news/041025/bun106.htm 日本経済新聞に小説を連載している作家、高村薫さんが25日、日経側の要請で連載を途中で打ち切るに当たり、最終回末尾に「未完」と記載することなど…

▽今日は朋友が帰郷したとの連絡があったので、男四人で飲み。三次会のうどんで〆。イヤァ〜、なにも気にせず好きなことをしゃべることのできる朋友はやはり大切だし、ホントにありがたいですね。というわけで、更新できず。しゃあないなぁ。

○「孫子の兵法」を米国人はどう読むのか? http://www.people.ne.jp/2004/10/23/jp20041023_44538.html ▽『孫子』の洋書がやけに多いと思っていたのですが、ここまで利用されているとは。

○『遊城南記・訪古遊記』京都大学学術出版会、ISBN:4876986363 ▽読み中。巻末解説および最初の10ページほどよむ。読了率5%。

▽今日は朝から日曜大工。またきている台風にそなえ、近所のホームセンターにいき、木材をかってきて(10枚2000円程度)、水がはいってきそうな玄関や事務所などの寸法をはかって木をきり、釘をうち、また木をきり、のくりかえし。我ながらなかなかので…

○藤本ますみ 『知的生産者たちの現場』 講談社文庫 ○山本祐司 『東京地検特捜部 巨悪は眠らせない』 角川文庫 読了。

▽昨日、(古)書店にいったことは書いたが、ぼくの地元よりも、台風の被害が大きいことにおどろいた。とある新刊書店にいこうと車をとめようとしたのだが、そこでみてはいけないものをみてしまった。なんと店先にぬれた雑誌や新刊書がヤマのようにつまれてい…

▽それよりも、帰宅すると、新潟で震度六の地震が前後三度も、との速報が。ぼくも阪神淡路大震災を経験しているだけに、他人事とは思えない。心配だ。

 古書

▽近所の書店&古書店にて数冊購入。 kanetakuさん(http://d.hatena.ne.jp/kanetaku/) が教えてくれた(謝謝!)北原亞以子の『銀座の職人さん』(文春文庫)を探すも、新刊書店・古書店ともになし。残念!!▽お色直しした講談社現代新書。あら、スマートに…

○魯迅留学100年、仙台での記念式典で子孫ら献花 http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041023i303.htm ▽『阿Q正伝』で知られる魯迅ですが、ぼく的には、なんといっても『中国小説史略』を一押ししたい。今村訳と中島訳を読み比べるのも、面白い。注釈は…

▽今放送している中居くんの金スマに、いろんな文人と浮き名を流した京都・祇園の佳つ乃さんが出ている(誰と浮き名を流したのかは、タカハシさんを読んでね。粋なシーンですよ)のにちとびっくり。

○米国務長官「台湾独立」への不支持を強調 http://www.people.ne.jp/2004/10/22/jp20041022_44524.html ▽やはりアメリカは台湾を国家として認めないのね。

○立花隆 『思索紀行』 書籍情報社、 ISBN:4915999130 ▽ちょびちょび読み、ようやく読畢。危険な本。旅行に行きたくさせるというよりも、半年くらいでもいいので日本以外のどこかにいきたくなりますね、こういった本を読むと。高校時代にこんなん読んでいたら…

○高橋源一郎公式サイト http://www.plays.jp/diary/gen1rou/index.html ▽タカハシさんにここまで言わせる橋本治さんの『蝶のゆくえ』。メチャ気になる。どこの版元でいつ出るのだろう。読まねばなるまい。 補記:『蝶のゆくえ』。集英社から11月26日発売でし…

○紀伊国屋、新宿本店とネット書店で絶版・品切れ古本を販売 http://www.asahi.com/business/update/1021/120.html ▽《退屈男と本と街》(http://taikutujin.exblog.jp/)さん経由で知ったのだが(謝謝!)、紀伊国屋が絶版文庫をネット販売するという。あの…

○小川洋子さん「ブラフマンの埋葬」に泉鏡花賞 http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20041020ic26.htm ○第2の「アンネの日記」発見…収容所生活記す http://www.zakzak.co.jp/top/2004_10/t2004102026.html ○三国志など描く彫刻 明代のレンガを発見 安徽省…

▽どうしても手元に置いておきたい本が、【日本の古本屋】で出ている。その本は上下二冊組の完本で、通常1.5万円から3万円。今、その上巻だけが3500円で出ている。下だけ出ることはこれからあるのだろうか、でも、待っていたら出るかもわからないし、…

○紀田順一郎 『私の神保町』 晶文社、ISBN:4794966261 読了。この書について書評を書くなどといった野暮なことはすまい。ただ本の世界にひたる、それだけでいいのだ。晶文社からまた『悪魔に魅入られた本の城』オリヴェーロ・ディリベルトという本の本が出る…