2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

・『詩經』周南 桃夭 「桃の夭夭たる、灼灼たる其の華、之(こ)の子 干(ゆ)き歸(とつ)がば、其の室家に宜(よろ)しからん」

・奥田英朗 『イン・ザ・プール』 文藝春秋 ;ISBN:416320900X ・ 〃 『空中ブランコ』(直木賞受賞作) 文藝春秋 ;ISBN:4163228705 サクッと読了。患者よりも伊良部の方が、よりイッテるので、「ああ、わたしよりこんな変な人がいるんだ」と患者に思わせ、そ…

購入

・高橋源一郎 『官能小説家』朝日新聞社 ISBN:4022577045 (300円) ・沢木耕太郎 『無名』 幻冬社 ISBN:4344003853 (300円) ・小林信彦 『笑学百科』 新潮文庫 ISBN:410115810X (88円)

・桐野夏生 『柔らかな頰』 講談社 ; ISBN:4062079194 ・福井晴敏 『Twelve Y.O.』 講談社文庫 ISBN:4062731665 読了。イージスもローレライも基本は全く同じ。おもしろいからいいんだけど、読む順番を間違えたか?

・顧亭林『日知録』目序 「愚少きときより書を讀み、得る所有らば輒(すなわ)ち之を記す。其の合せざる有らば、時に復び改定す。或ひは古人我に先んじて有る者は、則ち遂に之を削る。積むこと三十餘年、乃ち一編を成し、子夏の言を取り、名づけて日知録と曰…

中島敦

・中島敦 『山月記・李陵 他九篇』岩波文庫所收「山月記」ISBN:4003114515 「隴西の李徴は博學才頴、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃む所すこぶる厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった」

ディープスロート

・ウォーターゲートの「ディープスロート」と噂の人物、死去 http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200407290005.html ミシシッピー州ビロクシ――当地の検死官事務所は28日、ウォーターゲート事件の隠ぺい工作を担当したとされるニクソン政権幹部、フレッド・ラルー…

注目新刊

・ 片岡義男 『自分と自分以外』NHKブックス1006 ISBN:4140910062 ・山室信一 『キメラ-満州国の肖像 増補版』 中公新書 ISBN:4121911385 ・阿辻哲次 『部首のはなし―漢字を解剖する』 中公新書 ISBN:4121017552

 永江朗VS糸井重里対談

・あかん、メチャメチャ聞きたい、う〜。 ◆7/30(金)第37回 リブロ・コミカレ特別セミナー 永江朗さん・糸井重里さん 対談 「永江朗×糸井重里 体験的コトバ論」 『<不良>のための文章術』(NHKブックス刊)出版記念日時:7月30日(金) 午後6時30分〜午後8時30分…

古書

・仕事後、ブックオフもどきの古本屋をうろうろ。立花隆の田中角栄批判のさきがけとなった『大統領の陰謀』がまさかこんなところにあるとは!!しかも110円で。ほほ〜。驚いたのは、『日本語の外へ』の片岡義男の小説がずらっと10冊以上あったこと。何…

古書

・昼過ぎ、古書店からの目録が2冊届く。こういった目録は郵送されてくる時期が重なる。2冊ともに夏期セール特集で、通常価格の2〜3割引。さっとみてみると、一昔前までは完本で揃っていた全集が、一冊3000円程度の値段でバラで売られている。大型の…

[今日の漢文]

・『三國志』卷三十 魏書三十 倭 「倭國 亂れ、相攻伐すること歴年、乃ち共に一女子を立てて王と爲し、名づけて卑彌呼と曰ふ。鬼道に事(つか)へ、能く衆を惑はし、年已に長大にして、夫壻無く、男弟有りて治國を佐(たす)く。王と爲りて自り以來、見るこ…

[批評]加藤典洋

・『テクストから遠く離れて』講談社と『小説の未来』朝日新聞社で、第七回桑原武夫賞を受賞した加藤典洋氏の言葉が気になってしかたがない。 http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/news/20040723_01.htm もし、本をたくさん読まないと批評家をやれないなら、…

[作家]

作家の中島らもさんが死去 http://www.asahi.com/obituaries/update/0727/002.html 52歳。若すぎる死に合掌。 「ガダラの豚」などの小説で知られる作家の中島らも(なかじま・らも、本名・裕之=ゆうし)さんが26日午前8時16分、脳挫傷などのため神戸…

[今日の漢文]

・『老子』上篇 第一章 「道の道とすべきは、常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。無名は天地の始にして、有名は萬物の母なり」

[注目の新刊]

・アン・ファディマン 『本の愉しみ、書棚の悩み』 草思社 ISBN:4794213336 ・子安 宣邦 『国家と祭祀』 青土社 ISBN:4791761316

[book]

・明日発売の『週刊朝日』に《突然、全店舗閉店した青山ブックセンターに広がる支援の輪》の記事掲載。 http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/syukan/index.html

[book]

・書籍の04年上期販売額、7年ぶり前年同期実績上回る http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040726AT1D2605L26072004.html 2004年上期(1―6月)の書籍販売額が前年同期比3.2%増の4987億円となったもようだ。上期に前年同期比プラスとなるのは7年ぶり。ヒッ…

[書店]

山形 浩生《本屋の機能と街の盛衰》 http://www.be.asahi.com/20040724/W12/0025.html

[今日の漢文]

・森鴎外『澁江抽齊』冒頭(岩波文庫・緑五ー八。) 「三十七年如一瞬。學醫傳業薄才伸。栄枯窮達任天命。安楽換錢不患貧(三十七年一瞬の如し。醫を學び業を傳へて薄才 伸ぶ。栄枯窮達は天命に任す。安楽 錢に換へ貧を患へず)」

[book]

・今日の読売新聞朝刊に河合香織さんの囲み記事が。 ・近所の書店に奥田英朗『イン・ザ・プール』&『空中ブランコ』を探しにいくも無し。うむむ! 友人にかりることにするか。 ・桐野夏生 『OUT』 講談社 ISBN:4062085526 読了。来週は、桐野さん一気読み週…

[考古]

・「酒池肉林」由来の人工池?中国河南省の遺跡に http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040724i313.htm 最近とみに発掘が多い。竹簡とかも出ているのだろうか?調査報告書を楽しみにしよう。

[今日の漢文]

・『論語』子罕篇 「子曰く、歳寒くして、然る後、松栢の彫むに後るるを知る」

[TV]

・今日はフジの27時間テレビ。つるべ師匠、今年はどんなことをやるのか。楽しみ。

[book]

・梁石日 『血と骨』 上・下 幻冬舎文庫。 読了。最近、新堂冬樹・馳星周などのノワールにはまっているような気が・・・。

[野田社長]

・野田社長の巨乳ビジネス概論 http://blog.excite.co.jp/yellowcab/ ただのエロ親父ではなかった。

[今日の漢文]

・『荀子』卷一 勧學篇第一 「君子曰く、學は已むべからず。青は藍より取るも藍より青く、冰は水より生ずるも水より寒し」

[book]

・永江朗 『<不良>のための文章術』 NHKブックス ISBN:4140910054 読了。巻末にブックガイドが欲しかった。『週刊朝日』の「新書漂流」、早く単行本にして欲しい。

[書店]青山BC→ブックファースト

新宿の青山BC跡地に、ブックファースト出店へ 出版社に届いた出品依頼書によると、青山ブックセンターが入っていた新宿ルミネ1(5階・230坪)と同2(4階・280坪)の2ヵ所に出店。8月1日に同時オープンする予定。帳合は両店とも大阪屋。 ソース:新文化…

[考古]

五胡十六国「西涼」建国者の王墓、甘粛省で発見 http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040723i408.htm 【北京=藤野彰】23日付の中国紙「光明日報」によると、中国の五胡十六国の一つである西涼(400―421年)の王墓がこのほど甘粛省酒泉市で発見さ…