・顧亭林『日知録』目序
「愚少きときより書を讀み、得る所有らば輒(すなわ)ち之を記す。其の合せざる有らば、時に復び改定す。或ひは古人我に先んじて有る者は、則ち遂に之を削る。積むこと三十餘年、乃ち一編を成し、子夏の言を取り、名づけて日知録と曰ひ、以て後の君子を正さんとす。東呉顧炎武」