気になる新刊

綿井健陽 『Little Birds─イラク 戦火の家族たち』 晶文社、定価1680円

アメリカ軍によるイラク侵攻以来、「News23」などで精力的にイラクからの中継リポートを続け数々の賞を受賞したジャーナリスト綿井健陽。その綿井監督が1年半の取材映像から完成させた映画『Little Birds』は、本当のイラク戦争の姿を描いた話題作。その撮影日記、ルポと、イラクの現状を伝える衝撃的な写真とで構成するノンフィクション。

紀田順一郎編 『書物愛・日本篇』 晶文社、予価2310円

世界で一冊しかない本。手にとる者の魂をうばう美しい本。人から人へと数奇な運命をたどる本。書物の達人が、本を主題とする知られざる名作、かくれた傑作を発掘する待望のアンソロジー。収録作品?夢野久作「悪魔祈祷書」、島木健作「煙」、由起しげ子「本の話」、野呂邦暢「本盗人」、宮部みゆき「歪んだ鏡」ほか全9篇。

紀田順一郎編『書物愛・海外編』 晶文社、予価2310円

世界で一冊しかない本。手にとる者の魂をうばう美しい本。人から人へと数奇な運命をたどる本。書物の達人が、本を主題とする知られざる名作、かくれた傑作を発掘する待望のアンソロジー。収録作品?フローベール「愛書狂」、アナトール・フランス「薪」、ギッシング「クリストファスン」、ツヴァイク「目に見えないコレクション」ほか全11篇。

晶文社http://www.shobunsha.co.jp/