過日、父の友人が家にきてくれていたのだけど、父との話もそこそこに、僕に用事があるのだという。何のこっちゃいな、と話を伺うと、家を整理していたら、古文書がでてきたのでそれを解読して欲しいとのこと。ではでは実物拝見ということでお宅にうかがった所、江戸の嘉永年間の刊記のある一枚ものの家相図。家相図の右上に数行の識語がかいてあって、なんとなく意味はわかるのだけど、キッチリとはわからない。ということでぼくの出番とあいなった次第。まずは原文を解読して活字におこし、さらに訓読と日本語訳をかんがえて手渡す。喜んでくれたみたいで、よかったよかった。