気になる一冊

○山田和『知られざる魯山人』 文藝春秋ISBN:9784163695709
いくつかある魯山人の評伝もののなかでも、いままでは白崎秀雄氏の『北大路魯山人』上・下(中公文庫)がぬきんでていると思っていたのだけど、読売での磯田道史氏の書評を読むかぎり、どうやらその認識を改めなければならないみたいだ。定価だけをみると、3000円。ちと高い。いや、568ページでこの値段なら、安い。でもこれは文庫オチしそうだし、またその際、著者の元に寄せられたあらたな情報が付記されることはあるのだろうか。うむ〜。
磯田道史氏『知られざる魯山人』書評−空前絶後の才人に迫る
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20071029bk04.htm