購入書

▽このミスと文春ベストを読み比べた結果、道尾秀介さんを購入。お初にお目にかかります▽海堂さんのはサイン本。ジュンク堂@池袋に積んであったので買っちゃいました。ナイチンゲールはまだ読んでないんだけどね▽高島さん。以前に文庫オチした『水滸伝の世界』(ちくま文庫)は、水滸伝の物語そのものを章立てにして語る内容だったのだけど、今回の『水滸伝と日本人』は、日本人によって翻訳・解釈された水滸伝を、江戸から現代にいたるまでの足あとをたどることによって、日本人が《水滸伝》という物語をどのように受け入れてきたのかということに焦点をあてた内容。つまるところ、日本における水滸伝の受容史・解釈史。それにしても、この日記を書くにあたり、『水滸伝の世界』をぱらぱらめくっていると、「それにわたしは、自分では水滸伝の専門家のつもりなのだが、…」(あとがき、343頁)とあるのに少しおどろかされる。てっきり唐詩の専門家と思っていた。読んだそばから、内容を忘れていっているといういい見本。▽『ねじれた絆』は今図書館から借りているのだけど、少し読んでみて、これは手元にもっていたいなあと判断して、件の朋友にお願いして無事落手。多謝!
道尾秀介 『シャドウ』 東京創元社ASIN:4488017347
海堂尊 『螺鈿迷宮』 角川書店ASIN:4048737392
坪内祐三 『酒日誌』 マガジンハウス、ASIN:4838717210
○『このミステリーがすごい2007年度』 宝島社、ASIN:4796655778
鹿島茂対話集 『オン・セックス』 文春文庫、ASIN:4167590050
高島俊男 『水滸伝と日本人』 ちくま文庫ASIN:4480422749
○永瀬隼介 『19歳』 角川文庫、ASIN:4043759010
○文庫の会・柿添昭徳編著 『文庫一番煎じ』世界文化社(古、210円)
奥野修司 『ねじれた絆』 文春文庫(古、200円)