気になる一冊
○『編集者 齋藤十一』 齋藤美和編 11月15日発売、定価2500円
新潮社の天皇と呼ばれた人の評伝。編者の斉藤美和さんという人は、娘さんなのだろうか?(→○奥様)
雑誌「新潮」「芸術新潮」「週刊新潮」「フォーカス」「新潮45」を舞台に、類い稀な天分を発揮した伝説の編集者・齋藤十一。伝説の近くにいて、その謦咳に接した49人が綴った「齋藤十一と私」
その他、弔辞/瀬戸内寂聴、山崎豊子
伝説の編集者/佐野眞一
齋藤十一愛聴レコード盤リスト など
齋藤十一は昭和10年、21歳のとき、出版社・新潮社に入社。以来60年余、編集者は黒子の立場をとり、表舞台には姿を見せず、生きながらに「伝説の編集者」と呼ばれ、平成13年に86歳の生涯を終えた。鎌倉・建長寺に眠る。