○「最古の文字」を発見 寧夏回族自治区でと中国紙
http://www.sankei.co.jp/news/051007/kok007.htm
○中国の文字史書き換えか 甲骨文字より数千年古い?
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005100700122&genre=E1&area=Z10
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中國での最古の体系的な字書は、漢代の許慎(字は叔重)が著した『説文解字』(十四篇・五百四十部。九三五三字、重文一一六三字)である。今日の文字學の発展はこの《説文學》の流れにあるもので、そこへ甲骨文字が河南省の安陽県で一八九九年に発見された。これを日本に紹介したのは、民国革命で亡命してきた羅振玉や王國維という學者たち。白川静博士の一連の文字學研究も、これを批判・発展させたもの。さてさて、今回の文字の発見が、どこまで影響を与えるのか?おそらく近日中に詳細な報告書(文物・考古など)が出ることだろうから、機会をみてコピーしてこよう。