○書評 高山文彦『水平記』
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20050620bk02.htm
ケンブリッジ大、作家の金庸氏に名誉博士号を授与
http://www.people.ne.jp/2005/06/23/jp20050623_51195.html
金庸さんは、新聞記者出身で、中國の歴史小説武侠小説の第一人者。梁羽生・古龍と並ぶ「御三家」の一人。72年に断筆宣言をして以降は、文化活動に従事しています。日本でいえば、故・司馬遼太郎さん的な存在。映画・テレビドラマ化されたものもたくさんあり、そこから育った俳優さんも數知れず。代表的なものに、『笑傲江湖』『書剣恩仇録』『天龍八部』などなど。臺灣では、金庸全集ともいうべき『金学研究叢書』が出版。さらに金庸とその作品のみを研究する「金學」なる學問ジャンルもあります。ホント、中國のしばりょーさんですね。徳間書店から岡崎由美さん監修で著作が刊行されているけど、なかなか文庫オチしないのがたまにキズ。武侠モノが好きなひとには、↓がオススメ。
岡崎由美 『武侠小説の巨人 金庸の世界』 徳間書店ISBN:4198605459
岡崎由美 『きわめつき武侠小説指南』 徳間書店ISBN:4198608342