古書店から目録がとどく。▽試みに主な支那学者の全集の相場をあげてみる(端数切捨て)。こうやってみていると、貝塚さんの値段がさがったなぁ。5・6年前だと4〜5万円だったのに。内藤湖南がさがったのは、数年前に同じ筑摩から全集が復刊されたためだろう。▽ちなみに貝塚さんと小川さん、および湯川秀樹は兄弟です。父親は京都大学教授の小川琢治氏。典型的な学者一家。目録をみていると、色々おもしろい。
 貝塚茂樹著作集 中央公論 全10冊 26000円
 宮崎市定全集 岩波書店 全25冊 15万円
 内藤湖南全集 筑摩書房 全14冊 11万円
 江上波夫著作集 平凡社 全13冊 47000円
 武内義雄全集 角川書店 全10冊 73000円
 小川環樹著作集 筑摩書房 全5冊 68000円