▽ネット注文していた古書が到着。値段が値段なので新刊では買えずにいたもの。上下二段組みで520ページ。▽読んでみよう、どんな本でも、ぼちぼちと。ふふっ、うい奴。
○P・アスリーヌ 『ガストン・ガリマール―フランス出版の半世紀』(みすず書房、古・1500円)

なぜガリマールをとりあげたのか。かれがユニークで例外的な人物だったからだ。20世紀初頭の10年間に出版活動に身を投じた人々の中で、ガリマールは生涯の終わりにあたって、自社の部厚いカタログをひもときながら、フランス文学、それは私だということができた唯一の人物であったことはたしかだ。

小谷野敦 『評論家入門』 平凡社新書ISBN:4582852475
▽読了。いろんな考えが錯綜しているのだが、まだそれを文字にすることができない。文字にできないということは自分の考えがまとまっていないことの証拠。というわけで、もう一度読み直す。