▽31日の日曜、少し時間があったので、フェルメール展をみにいくために上野の東京都立美術館へ。フェルメール作品をみるのは、去年の《牛乳を注ぐ女》展以来だから、約半年ぶり。ついでに最終日だった《コロー展》もさっと流してきた▽今回の展覧会では世界に35作品位しかないフェルメールの作品のうち、7作を展示。日曜ということで大混雑をみこして朝イチに出かけたのだけど、そんなに混雑することもなく、充分に堪能することができた▽目玉だった《絵画芸術》が保存状態の劣化が危惧されるため、ドタキャンになったことは残念だけど、それでもこれだけのものが一同に見られることは滅多にないので、まあよしとしよう▽興味をひいたのは、25×20センチという小さな《ヴァージナルの前に座る若い女》。あの大きさのキャンバスにあれだけ奥行きのある絵を描けるものなのか、と驚く。図版でみるのと全然ちがいます。やはり絵画はなんやかんやゆーても本物を見ないと話にならないな、ということを再確認した一日。このフェルメール展は12月まで開催されているので、もう一度見にいってもいいな。