▽10:30すぎ、帰宅。今日はお世話になっているメーカーさんの新商品説明会のため神戸へ。説明会自体は2:00からだったけど、バスを一本早くのって12:00すぎに神戸着。なにをしたのかというと、もちろん書店巡り(ちゃんと仕事はしてるよ)。といっても、二時間たらずしかなかったので、ジュンク三宮店&紀伊国屋三宮そごう店&古書店2件のみ。う〜ん、もったいない
▽まずは古本から。時間がなかったので2冊だけ。渋川さんのは《図書館・情報学シリーズ》の9冊目。こんなシリーズ、知らんかった。内容は、西洋の目録の歴史と、その分類が日本の分類にあたえた影響をのべたもの。高橋さんのは、新刊で出た時に買おうと思っていただけで、そのままになっていたもの。半値以下で買えてうれしい。内容は、みなさんもうご存じですね。
 ○高橋徹 『古本屋月の輪書林』 晶文社(古、600円)
 ○渋川雅俊 『目録の歴史』 勁草書房(古、800円)
▽つぎは新刊。目をつけていた新刊3冊が、紀伊国屋にはあったけど、ジュンクにはなかった。取次の違いか?それは、ま、いいんだけど、文庫でいいもの発見!
 ○野村宏平 『ミステリーファンのための古書店ガイド』 光文社文庫ISBN:4334738214
この本は、北海道から沖縄までの古書店を網羅したもの。元版がいつの発行なのかと思ってみてみると、なんと文庫書き下ろし。最近は文庫でも、絶版になるのが早いから、早めにどうぞ。こういうガイド本としては、『全国古本屋地図―21世紀版』(日本古書通信社)や《東京ブックマップ》《関西ブックマップ》(創元社)などが有名だけど、これは文庫だから、コンパクトで便利。内容も押さえるとこは押さえてます。是非どうぞ。▽この本の神戸をみてみると、花隈のあたりには古書店がいっぱいあるじゃないか〜。花隈といえば、昔の色町(関西版吉原)があったとこ、なんとなれば吉川幸次郎博士の生誕の地。是非とも行かねば(色町じゃないよ)。▽あと新刊で買ったのは、
 ○雫井脩介 『火の粉』 幻冬舎文庫ISBN:434440551X
ま、これは『犯人に告ぐ』の流れですね。▽さて、と。まわりをみわたしてみると、ますます積読本が増えてきた。あかん、どないしょ。