もしもぼくが書店員ならこんな棚を パート2。

▽前回の《オーラル・ヒストリーフェア》が意外に好評(ビックリ。謝謝!)だったので、続いて《出版文化史》フェアをどうぞ▽有名なものばかりだけど、だからこそ押さえておきたいモノを自分なりに選んでみました▽書物文化史は、むこうではシャルチェ、日本では宮下志朗さんと香内三郎さんあたりになるのでしょうか?宮下志朗さんの『書物史のために』中の「ヨーロッパにおける書物史研究」は、簡にして要を得た一文です。おススメ▽このジャンルは他にもいい本がいっぱいあるので、パート2もやる予定。これはおもしろいよというものがあれば、是非ご教示を!請教!!
○L・フェーヴル他  『書物の出現』上・下 ちくま学芸文庫
○E・Lアイゼンステイン 『印刷革命』 みずず書房、ISBN:4622018993
宮下志朗 『本の都市リヨン』晶文社ISBN:4794958617
○  〃    『書物史のために』 晶文社ISBN:4794965257
鈴木敏夫『江戸の本屋』上・下 中公新書
○R・シャルチェ 『書物から読書へ』みすず書房ISBN:4622033534
○  〃  『読書と読者』みすず書房ISBN:4622045680
○  〃  『書物の文化史』ちくま学芸文庫ISBN:4480082727
○R・シャルチェ編 『読むことの歴史』 大修館書店、ISBN:4469250643
○R・ダーントン 『革命前夜の地下出版』 岩波書店ISBN:4000265431
○E・D・クリエ 『書物の歴史』 白水社文庫クセジュISBN:4560051763
○H・ペトロスキー 『本棚の歴史』 白水社ISBN:4560028494
香内三郎 『活字文化の誕生』 晶文社ISBN:4794956533
香内三郎 『読者の誕生』 晶文社ISBN:4794966407
○岡村敬三 『江戸の蔵書家たち』 講談社メチエ、ISBN:4062580713
井上進 『中国出版文化史』 名古屋大学出版、 ISBN:4815804206
倉石武四郎 『目録学』 東京書籍、ISBN:4762923028